■ マレットゴルフとは |
誰でもがすぐ出来る、ほんとうに楽しい、新しいスポーツです。また、手軽でコストが安く遊べるのも大きな魅力の一つです。プレーの気分はゴルフと全く同じに感じられるところが、急速に全国に普及しています。
健康を維持するためには運動不足を解消するため、ジョギングやウォーキングが最適と言われていますが、なかなかそれを続けるのは困難です。もしスポーツと娯楽が一緒に出来たら最高です。そこで、長野県の体躯振興課が考案した新しいスポーツ、マレットゴルフなら知らず知らずの間に、数キロはすぐ歩いてしまうことが出来ます。
マレットゴルフは北アルプスと南アルプスに挟まれた山間部に伊那谷と言う恵まれた環境がありますがそこで育ちました。どこにでもコースが造れる山林があり、狭い場所でも充分であり、造林中の林の中を少し模様替えして有効利川する程度でコース造りが簡単なため、地方自治体などが次々にコースを造ったのが急速な進展をした最大の要因です。長野県では約300ケ所のコースと20万人と言われるマレットゴルフ人口があり県民スポーツの中心的存在になっています。
長野県辰野町の友人の所に遊びに行ったおり、「マレットゴルフ」のコンペがあるので行って見ませんかと誘われました。
マレットゴルフとはどのようなものなのか尋ねてみますと、ゲートボールのようなイメージでした。
兎に角一度やってみれば結構おもしろいと、強引に誘われ参加しました。驚いたことに、老若男女の巾の広い階層が200名余りも集まっていました。「昨日、練習ラウンドに来た」とか「82」で回れたとか、普段ゴルフ場で会話する論と同じ内容の話題で和気あいあい楽しそうに話に花が咲いていました。
友人から教わりながら、コースを回りました。終わってみて感じた印象は、本当のゴルフをしたのと全く同じ感覚が残りましたら私が所有し、現在開発中の山林に少し千を加えれば「まさにうってつけであるし、これはいける」と直感しました。
後日、友人のコンサルタントを同行し、マレットゴルフの生い立ちや普及の程度などを調査に、再度辰野町を訪問しました。その内容は、4人一組のラウンドやスコアの計算は本来のゴルフと全く同じで、コースの内容もショートコース・ミドルコース・ロングコースがあり、打ち上げ、打ち下ろし、左右ドッグレッグ等があり、何一つ本物のゴルフと変わりません。
違いは、スティックと言うゲートボールに似たクラブと直径が75ミリと規定されたポールを転がせて最短の打数でホールに入れることを競う訳ですが、ゴルフのように練習をしなくても兎に角参加すれば誰でもすぐ競技に参加する手軽さがあり、大衆性があります。
「たかが野球、されど野球」とは、池田高校を夏春連続優勝させた蔦監督の有名な言乗ですが、実際に競技をしてみると、下手は下手なりに、上手な人は又それなりに技術を駆使することの出来る側面を持っています。ここが急速かつダイナミックに成長している要図と考えられます。
現在21都道府県に広がり、全国的な大衆スポーツとして脚光を浴びる日も近いと考えられます。
スティックとポールはごく最近に、ゴルフ用品メーカーの「ヨネックス」が高性能のクラブを開発し全国発売を始めました。
私の友人のコンサルタントも実際に競技をしてみて、これはすごい!間違いなく事業化出来るとの判断でした。
願わくば、出来るだけ多くの方々にご参加頂き、長野県の本家に負けないマレットゴルフ人口が出来上がることを念願いたしております。
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